小売業で働く人必見!MD(マーチャンダイジング)の考え方教えます!今から、即実行!
小売業界や流通業界などに携わっている人であれば、「マーチャンダイジング」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
仕事のスキルを深めるためにも学んでおいたほうがよいでしょう。
今回はマーチャンダイジングを具体的な取り組み方をわかりやすく説明します。
MD/Merchandising(マーチャンダイジング)とは?
MDとはマーチャンダイジングの略です。一般的にマーチャンダイジングは、「商品化計画」や「商品政策」の意味でマーケティング用語です。小売業や流通業に関係のある人は聞いたことがあるかもしれません。
ターゲットとなる顧客に商品を買ってもらうために、
顧客の求める「5つの適正」
「適正な商品」を「適正な時期」に「適正な場所」「適正な量」「適正な価格」を決定することです。
わかりやすくすると、「品揃え」「陳列」「演出」「販売促進(プロモーション)」「値付け」のそれぞれについて戦略的にマネジメントすることです。
顧客の求める「5つの適正」とは?
「消費者のニーズを満たすためにどのような商品やサービスを提供するのか。商品政策。例)デザイン、カラー、種類など。」
適正な場所
「商品やサービスを、どこで販売するのか。陳列方法。」
適正な時期
「いつ仕入れて、いつ販売するのか。商品計画、商品化計画。」
適正な数量
「どれだけの量仕を仕入れて、どれだけの量を販売するのか。在庫管理。」
適正な価格
「いくらで仕入れていくらで販売するか。(適切な価格なのか)販売戦略、利益を検討。」
MD/Merchandising(マーチャンダイジング)の表現方法
「マーチャンダイズプレゼンテーション(MP/Merchandising Presentation)」とは、「ヴィジュアルマーチャンダイズ(VMD/VisualMerchanDising)」の考え方をもとに、視覚的ヴィジュアルに伝達することです。
なぜ視覚に訴求することが重要か?
人間の五感「視覚」「聴覚」「嗅覚」「触覚」「味覚」は視覚が優先されるからです。
視覚は現に80%以上の外的情報を脳に伝達し,記憶しているといわれているからです。
つまり、
「商品を見やすく」「わかりやすく」「選びやすく」「魅力的に見せる」
ことです。
具体的な表現方法は3種類。
- ビジュアルプレゼンテーション(VP)
- ポイント・オブ・セールス・プレゼンテーション(PP)
- アイテムプレゼンテーション(IP)
【企業・ブランド・ショップ・フロア】のコンセプト、イメージ、シーズンテーマ、人気・戦略商品などを視覚的に創出する。
効果:注目度を高め、店頭から店内に顧客を誘導する。
効果的な場所:ショーウィンドウ、メインステージ、フロアのテーマゾーン、売り場のマグネットポイント。
アイテムプレゼンテーションとはプロダクトの「商品を分類」「整理し」「見やすく」「わかりやすく」「選びやすく配置・配列」した陳列表現、スペースのこと。
アイテムとは品目のことで、個々の商品をさす。
大枠で伝えるとハンガーラック、ガラスケース、棚など、商品を陳列するための什器で展開されています。
アイテムプレゼンテーションの中から特定の商品をピックアップし、「プロダクトのもつ魅力」「特徴や着こなし」「コーディネート」などを視覚的に表現したスペース。
コンセプトやコーナーにおいて、メインの商品プレゼンテーションであり、コーナーの顔を担う。
主要場所:「テーブル什器の上」「棚什器上部」「ラックエンド」「壁面上部」「柱周り上部」
まとめ
いかがでしたでしょうか?是非ともマーチャンダイズプレゼンテーション(MP/Merchandising Presentation)の3つの表現方法「VP」「IP」「PP」を使い実践していって下さい。
最後まで見ていただきありがとうございました。